相変わらず問題になっている深刻な医師不足と看護師不足。
2014年の調査では看護師は40000人は足りないそうです。
そして実は看護師・准看護師の資格を持ちながら現在看護師として働いていない人はなんと500,000人もおられるのです!
そのままの数を維持するだけでも、少子高齢化は進み人口のピラミッドの形は変わっていきますから、不足度も進んで行きます。
看護師がたいへんなのは、医師がしていたことまでするようになってきたこと。
以前はここから先は医師がやることなので看護師はノータッチという区切りがはっきりしていましたが、実際それでは現場が立ち行かない場合も多々あり、看護師の職務内容が幅広くなりすぎています。
それなのに結婚と出産を経た看護師さんが復帰してそういう忙しすぎるしごとを丸投げされたら、できないに決まっています。
休暇もとりにくいし、定時に帰宅するのも気を遣います。
救急病院だとさらに顕著です。どんどんと急患が入ってくる状態で、さわやかに帰宅の途につくわけにもいきません。
そして帰ったら家事に育児。
目まぐるしすぎて感覚としては地獄のような日々といえるのではないでしょうか。
当然ながらやっと復帰してもやめてしまう看護師さんが多い。離職率は高いです。
復帰を決意したなら、自力で働く場所を決めずに、看護師転職サービスに登録して、条件交渉や給料の交渉をプロのちからを借りて進めて行くことは絶対に必要です。
求人雑誌などを見て良さそうな病院を見つけて自分で応募すれば、給料や条件はそこに書いてあるとおりにしかなりませんが、看護師転職サービスを使えば、給料はアップできる可能性が高いですし、近くでもっともっといい条件の病院を見つけてもらうことも可能です。
あなたは医療のプロですが、転職のプロではありません。
転職は転職のプロに任せる。
そういうことです。
しかも無料(10万円もらえることも!!)なのだから、使わない理由がどこにもありません。
ナースではたらこやリクルートナースフルをチェックしてみてください。
看護師の不足は57000人に
厚生労働省の調査で看護師さんが2012年には5万7000人不足する見通しであることがわかりました。
推計によると2011年に必要な看護職員数は140万8300人。
供給は134万8300人。
2016年には需要数155万900人に増えますが、
潜在看護師の就業促進策に力を入れて、不足を1万4200人までにおさえるとしています。
看護職員の今後10年の必要数について話し合う厚生労働省の検討会で示されました。
看護師転職サービスに登録したら、しっかりと自分の求める条件をコンサルタント(エージェント)に伝えましょう!
日本人は思っていることを全部は言えないことが多いので、
いまだけははっきりと伝えてください。
なんだかタダで相談しているので遠慮がちになる方も多いようですが、
向こうは病院側からしっかりと成功報酬をもらうわけなので、がっつりと働いてもらいましょう(笑
無理めな条件でもタイミング次第ではずらずらと選択肢が挙がってくることもありますよ。
たとえば、
◆ 子供を預かってくれる施設が敷地内にある病院(託児所を完備した職場)で働きたい
◆ 子供を預かってくれる施設が隣接している職場で働きたい
◆ 24時間保育所がある・お泊まり保育施設がある職場で働きたい
◆ 学童保育があって勉強も見てもらいたい
◆ 残業が少ない病院で働きたい
◆ 7時には家に帰っていたい
◆ 待遇の良い病院で働きたい
◆ ○○が学べる環境の病院で働きたい・資格取得支援体制が充実している病院で働きたい
◆ 教育制度の充実した職場で働きたい
◆ 日勤常勤で働きたい
◆ 残業の少ない職場で働きたい
◆ 寮が完備されている職場で働きたい
◆ 認定看護師の支援制度のある職場で働きたい
◆ 看護職員の離職率の高い病院はいやだ。
◆ ブランクがあるのできついところはいやだ。
◆ 有給が取りやすい病院で働きたい
◆ お祝い金がたくさん欲しい!
など。
言ってみてあまり親身になって動いてもらえないようなら、
会社を変えましょう。
人間どうしですから、合う合わないもありますしね。
出産して子育てをして、だいぶん長く休んでしまった看護師さんが、また腰をあげるとき、気にかかることはブランクの影響でしょう。
ブランクがあると、自分の実力もどう評価されるか気がかりだし、ずっと働き続けている看護師に比べればかなり置いていかれているような焦りがあると思います。
医療の技術も日々進化していますし、機械も入れ替わっていて操作できないかもしれません。
でも、出産や子育てによるブランクなら、その経験はたいへん価値のあるものです。
看護の現場で活かせる経験なのです。
患者さんの気持ちやしんどさが、ぐっと深く理解できるはずですから。
看護は心でするもの。
人生経験が広いほうが、よい看護師とも言えるのです。
実際20年ものブランクを経て復帰した看護師さんも、最初だけ「点滴の手順はどうだったか」頭でばかり考えオタオタしましたが、いざ復帰してみると実際はカラダが覚えているもので、だいたいなんでもこなせたそう。
20年でもだいじょうぶなのだから、たった3年や4年のブランクなんて屁でもありません。
そして、さらに良いことは転職をする看護師さんはとても多いので、それだけ病院内にも新しい風が入っていて、迎える側も慣れているんですよ。
Uターン就職というのは、都市に出ていた人が実家など地元へ帰って就職すること。
地方の病院では特に看護師不足が深刻なところもあり、たとえば島根県などでも県内から看護師を集めるだけでなく、広島や関西に出て働いている看護師や学生へ広くUターン就職をはたらきかけています。
就職ガイダンスを他県にまで出張して行っているのです。
Uターン就職を検討する場合には、ナースフルなどの人材バンクを利用する価値は高まります。
自分は移動せずに、地方の病院の条件や待遇をくわしく調べてもらえるからです。
可能性が見えたら、初めて、足を運べばよいのです。
あまり良い条件の職場がなさそうなら、Uターン就職はやめればいいのです。
その間、たくさん働くのはあなたではなく、あなたについた担当者です(笑
彼らはそれが仕事なので、話が進まなくてもそれほど申し訳なく思う必要はありません。
最後まで無料ですので、安心してください。
前にも書きましたが、たとえば10人の看護師さんのお相手をして、3人就職まで導く。
成功の費用は病院側から支払われる。
そういったしくみですので、あなたが7人のほうであっても、誰も困りません。
妥協をしないようにしましょう。
「いまの職場、条件も人間関係も最悪だけど、転職なんてしたことないから、勇気が出ない・・・。」
などと思い悩みながらずるずると月日が流れているという方もおられるでしょう。
確かに転職というのは一大決心が要りますし、転職未経験なら、一歩めは意味もなく怖いものかもしれません。
しかし、転職をしたことのないあなたは実は少数派です。
看護師、准看護師のなんと79%が転職をしたことがあるという調査結果があります。
8割といったら、もうほとんどの看護師さんが転職経験者と言っても過言ではないですよね。
アクションを起こしたひとはより良い条件の職場に移り、幸せを掴みとっています。
(もちろん、蓋を開けなければわからないことも多々ありますが)
人生は一回きりなのに変な職場でウジウジしていたら、果てしなくもったいないと思いませんか?
思っていることは行動に移さなければいけません。
応援しています。
自力で職場探しをするのに比べ、ナースではたらこやナースフルなどの看護師転職支援サポートに登録して条件に合う職場を探すことは、たくさんのメリットがあるのですが、人によってはデメリットがあるかもしれません。
たとえば、前の病院をやめたときの理由が、出産や結婚のようなわかりやすい理由ではないとき。
職場内のいじめやパワハラ、しごとがきつすぎて退職した、うつになって退職したなどの場合、まずコンサルタントにその事実を伝えることはつらいことです。
いろいろなことを根掘り葉掘り聞かれているような感覚になるかもしれません。
コンサルタントはあなたにそのような過去のことを尋ねるのも仕事のうちですから。
ただ、打ち明けてしまえばある程度すっきり気持ちを切り替えることができることもあります。
あなたをポジティブな気持ちにさせるのも、コンサルタントの腕の見せ所です。
思い切って任せてみればいかがでしょうか。
看護師さんにフットケアトレーナーの資格を取る方が増えているそうです。
フットケアトレーナーとは、足の機能や靴およびインソールについての基礎的な研究とその応用についての専門家資格。
看護師や理学療法士など医療関係者が講習を受けて取得しています。
足と靴の知識は、健康の基礎の部分なので、これを勉強しておけば、本業に活かせるということ。
フットケアトレーナーはNPO法人「オーソティックスソサエティー」が認定する資格で、全国に1400人の取得者がいるそうです(2012年1月現在)
「シューフィッター」という資格と似ていますが、フットケアトレーナーは医療関係者に向けた資格のようです。
看護師の求人は非公開のもののほうが多いのですが、それには3つの理由があります。
【非公開求人が多い理由1・・・人手が足りないことをおおっぴらにしたくないから】
たとえばお昼ごはんを食べにレストランに入ったときに、求人の張り紙がいくつも貼られていたら、「この店は人手が足りていないのね。」と思いますよね。
病院でも同じで、患者さんに見えるところに手の回らない病院と思わせるような印象の求人情報を公開したくはありません。
その他にもさまざまな事情で、求人募集をしていることを公に知られたくない場合があります。
非公開の求人はまず提携している看護師転職サービスのキャリアコンサルタントに伝えられるのです。
【非公開求人が多い理由2・・・掲載する余裕がない!】
病院の仕事は患者さんをより良い状態にしてあげることです。
院のホームページを更新することや、求人情報誌に掲載依頼をすることはメインの仕事ではありません。
試しにいくつかの病院のホームページをのぞいてみてください。ほとんど更新していないホームページがとても多いことがわかるでしょう。
また、一般求人情報雑誌に掲載すると数名の募集枠に何十人も応募がある場合があります。
病院の人事採用者は全員の履歴書を読み、条件に合わない人をふるいにかけ、不採用の連絡をするだけでもたいへんな時間がかかります。
自分が人事採用者だとしたら、そのような状態は避けたいですよね。
【非公開求人が多い理由3・・・看護師は専門性が高い】
一般求人情報誌を見る人の多くは看護師の資格を持たない素人の人です。
医療・介護系の求人を掲載しても効率が悪く、広告を出しただけの効果が見込めないことが多くなります。
最初から看護師・准看護師の資格を持った人だけが登録しているリクルートナースバンクのようなサービスから選ぶほうが効率がはるかに良いのです。
以上、非公開の看護師求人が多い理由でした。
「女性のための仕事資格ベストガイド」より引用します。
看護師として公立の大きな病院で6年間働き、結婚を機に退職しました。
大きな病院といっても当時はとても人手不足だったので、勤務はキツくてキツくてたいへんでした。
看護師は小さなころからの夢でしたが、正直言ってやめたときは心残りよりもホッとした気持ちでいっぱいでした。
最近になって子育てに余裕が出てきましたので、看護師として復帰を果たしました。
勤務先は近所の個人の医院で、パートです。
10年のブランクがあったので働く前は少し不安でしたが、やってみると少しずつ勘も戻り、看護師のしごとの醍醐味を再び感じることができています。
看護師さんには自律神経失調症、パニック障害や鬱病で休職・退職する人は多いです。
しごとに要求される完成度とスピード、責任の重圧、ミスしたときの重さ、バリバリできる先輩とのレベルの差、そしてイジメ、ギスギスした人間関係など・・・理不尽なことも多々ある本当にハードなしごとです。
お休みして療養して抗精神病薬や内服薬も飲まなくなって、そろそろ看護師として復帰しようかなと思ったとき、ブランクによって同期の看護師さんたちに比べ知識も技術も経験も置いていかれていることに焦りを感じることと思います。
そして、一番気になることは
「また、うつが再発するのでは?」
「またパニック障害が再発するのでは?」
ということだと思います。
まずは主治医にあらためて相談。
まだだめだと言われたら、無理は禁物です。
だいじょうぶだとしてもいろいろアドバイスはもらえるはずです。
たとえば、短期のアルバイト(病院とは無関係な)をして社会復帰の感じをつかんでから週3日の病院のパート、というふうに慣らしていくのは効果的です。
鬱になったのには前の職場になんらかのきっかけがあったのですから、意地になって同じところへ復帰することはありません。
候補の就職先には見学に行って、自分にとって落ち着ける場所かどうかをジャッジしましょう。
面接では言いにくいですができれば退職理由を正直に話しましょう。
それで落とされるようなら縁がないだけ。うまく就職できたとしてもまたつらい目に合うかもしれません。
「うちはそんなことはない。だいじょうぶ。」と言ってくれるところがあるはずです。
そういう復職のケースもよくあることですから、理解のあるスタッフがひとりでもいれば、配属部署・仕事内容などなんらかの気遣いをしてもらえます。
鬱は鬱になった人しかわからない体験です。
パニック障害もなった人しかその感じはわかりません。
いつの日か看護師として仕事に役立つことがあります。
深呼吸してゆっくり行きましょう。