看護師さんには自律神経失調症、パニック障害鬱病で休職・退職する人は多いです。
しごとに要求される完成度とスピード、責任の重圧、ミスしたときの重さ、バリバリできる先輩とのレベルの差、そしてイジメ、ギスギスした人間関係など・・・理不尽なことも多々ある本当にハードなしごとです。


お休みして療養して抗精神病薬や内服薬も飲まなくなって、そろそろ看護師として復帰しようかなと思ったとき、ブランクによって同期の看護師さんたちに比べ知識も技術も経験も置いていかれていることに焦りを感じることと思います。


そして、一番気になることは
「また、うつが再発するのでは?」
「またパニック障害が再発するのでは?」
ということだと思います。


まずは主治医にあらためて相談。

まだだめだと言われたら、無理は禁物です。


だいじょうぶだとしてもいろいろアドバイスはもらえるはずです。
たとえば、短期のアルバイト(病院とは無関係な)をして社会復帰の感じをつかんでから週3日の病院のパート、というふうに慣らしていくのは効果的です。

になったのには前の職場になんらかのきっかけがあったのですから、意地になって同じところへ復帰することはありません。
候補の就職先には見学に行って、自分にとって落ち着ける場所かどうかをジャッジしましょう。
面接では言いにくいですができれば退職理由を正直に話しましょう。
それで落とされるようなら縁がないだけ。うまく就職できたとしてもまたつらい目に合うかもしれません。


「うちはそんなことはない。だいじょうぶ。」と言ってくれるところがあるはずです。
そういう復職のケースもよくあることですから、理解のあるスタッフがひとりでもいれば、配属部署・仕事内容などなんらかの気遣いをしてもらえます。


になった人しかわからない体験です。
パニック障害もなった人しかその感じはわかりません。
いつの日か看護師として仕事に役立つことがあります。
深呼吸してゆっくり行きましょう。