2012年2月の記事一覧

看護師の求人は非公開のもののほうが多いのですが、それには3つの理由があります。
看護師
【非公開求人が多い理由1・・・人手が足りないことをおおっぴらにしたくないから】
たとえばお昼ごはんを食べにレストランに入ったときに、求人の張り紙がいくつも貼られていたら、「この店は人手が足りていないのね。」と思いますよね。
病院でも同じで、患者さんに見えるところに手の回らない病院と思わせるような印象の求人情報を公開したくはありません。
その他にもさまざまな事情で、求人募集をしていることを公に知られたくない場合があります。
非公開の求人はまず提携している看護師転職サービスのキャリアコンサルタントに伝えられるのです。


【非公開求人が多い理由2・・・掲載する余裕がない!】
病院の仕事は患者さんをより良い状態にしてあげることです。
院のホームページを更新することや、求人情報誌に掲載依頼をすることはメインの仕事ではありません。
試しにいくつかの病院のホームページをのぞいてみてください。ほとんど更新していないホームページがとても多いことがわかるでしょう。
また、一般求人情報雑誌に掲載すると数名の募集枠に何十人も応募がある場合があります。
病院の人事採用者は全員の履歴書を読み、条件に合わない人をふるいにかけ、不採用の連絡をするだけでもたいへんな時間がかかります。
自分が人事採用者だとしたら、そのような状態は避けたいですよね。


【非公開求人が多い理由3・・・看護師は専門性が高い】
一般求人情報誌を見る人の多くは看護師の資格を持たない素人の人です。
医療・介護系の求人を掲載しても効率が悪く、広告を出しただけの効果が見込めないことが多くなります。
最初から看護師・准看護師の資格を持った人だけが登録しているリクルートナースバンクのようなサービスから選ぶほうが効率がはるかに良いのです。


以上、非公開の看護師求人が多い理由でした。

「女性のための仕事資格ベストガイド」より引用します。
看護師
看護師として公立の大きな病院で6年間働き、結婚を機に退職しました。
大きな病院といっても当時はとても人手不足だったので、勤務はキツくてキツくてたいへんでした。
看護師は小さなころからの夢でしたが、正直言ってやめたときは心残りよりもホッとした気持ちでいっぱいでした。


最近になって子育てに余裕が出てきましたので、看護師として復帰を果たしました。
勤務先は近所の個人の医院で、パートです。
10年のブランクがあったので働く前は少し不安でしたが、やってみると少しずつ勘も戻り、看護師のしごとの醍醐味を再び感じることができています。

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